知る・楽しむヘルシージャーキー物語

犬用のジャーキーを作ろう きっかけは愛犬サリーでした。

“ある日のことです。我が家のサリーが日に日に衰弱し、元気を無くしていくという出来事がありました。
力なく横たわるサリーに対して私ができることは、もはや自分自身の経験に投影することくらいでした。
「人間だって、好きなものを食べれば元気が出る」そう思った私は、
夕食用に買っていた肉を冷蔵庫から取り出し、サリーに与えてみたのです。
ドッグフードを食べる力さえもなかったサリーでしたが、私が与えた肉をおいしそうに食べてくれたのです”
そう。『ヘルシージャーキー』の原点は、林の体験。
“犬はもともと肉食である。
生肉を保存性の良い食品にすれば、犬が喜んで食べるに違いない”という、林の発想に基づいています。
当時はまだ、人間の残り物を主食としていた犬が多かった時代…。
『ヘルシージャーキー』の開発は、犬のルーツを見つめ直すことでもありました。

乾燥方法に四苦八苦

商品開発は、“生肉の風味を落とさずに保存性の高い食品に加工する”
ということを大原則として進められました。
大きな課題は、水分を適度に減らす乾燥方法を見つけること。
これには大変な苦労を要しました。
乾燥が足りないと保存性が低くなり、逆に乾燥し過ぎると生肉の風味が落ちてしまいます。
人間用であれば香辛料や塩分などで調味すればいいのですが、
犬用となるとそうはいきません。
保存性を考慮しながら、原材料や加工方法を
調整する日々が続きました。

世界初のペット用ジャーキーの誕生

生肉を主原料にしながら風味を生かすことに成功し、
1981年、『ヘルシージャーキー』は、ようやく完成。
採用した基準は“食べやすさ”と“与えやすさ”。
太さ8mm、長さ125mmのスティックタイプの、
高品質で栄養バランスの取れたジャーキーとなりました。
世界初のペット用ジャーキーは、こうして産声をあげたのです。
世界中のどこよりも早く、ここ日本の地で。

進化するヘルシージャーキー

ヘルシージャーキー発売以後、ニーズにともなって徳用サイズ(増量タイプ)を新たに追加。
徳用サイズは開封部分にファスナーをつけ、保存性を高めました。
その後の1992年には、肥満の原因となる脂肪分を2分の1に
カットした「ダイエット」シリーズを開発。
そして1998年には、気になる添加物を使わない
「無添加良品」シリーズを発売しました。
ヘルシージャーキー また、2001年には、
「ヘルシージャーキー」の給与試験を実施。
その結果、AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)が
定める給与試験の全基準測定項目を満たすことが証明されました。
これも、ジャーキーとしては世界で初めての適合となります。