愛犬はボールなど動くものを見ると追いかけたり、
知らない人が家に来ると吠えたり… といった行動をとることはありませんか?
それらは、遠い先祖といわれているオオカミか
ら受け継いだ本能による行動なのです。
犬の本能は、“群れる”・“必要であれば戦う”・“学習する”・“守る”など大きく4つに分けることができます。
それぞれの代表的なものを例にあげてお話していきましょう。
ひとりでは吠えないのに、他の犬が吠えると
一緒になって吠えたりしませんか?
本来、犬は群れ社会で生活するひとりぼっちでは生きていけない動物です。
一人で生活することに不安を感じ、誰かに頼りたい気持ちが強いので
“群れる”という本能をもっています。
また、その世界では横のつながりはなく、必ずリーダーがいて常にしっかりとした縦一列の序列が決まっています。
知らない人が家に訪ねてきたり嫌いな犬が近くにいた時、歯をむき出しにして「ウーッ」と低い声で相手を威嚇したりしませんか?
争いを望んでいるわけではなく、自分や縄張りや群れを守るため“必要であれば戦う”という本能をもっています。
遊びながらわざと噛み付いてきたりしませんか?
群れの中でじゃれ合って体力・知能・優劣関係などを学びます。
犬同士遊びながら噛む強さの加減や、どうすれば相手が嫌がるのかなど遊びの中で犬社会のルールを“学習する”という本能を持っています。
妊娠中でもないのに、お気に入りのおもちゃを温めたり隠したりしませんか?
犬は誰に教わったわけでもなく、子犬のへその緒を切ることや
授乳・トイレの始末など子育てのやり方全てをわかっています。
母子の絆は強く“守る”という本能もっています。
そのため、子犬のそばに誰かが近づくと
危害を加えてしまうことがあるので出産後は手を出さず、あまり近づかないように注意しましょう。
知らない人が家に訪ねてきたり嫌いな犬が近くにいた時、歯をむき出しにして「ウーッ」と低い声で相手を威嚇したりしませんか?
争いを望んでいるわけではなく、自分や縄張りや
群れを守るため“必要であれば戦う”という本能をもっています。
あなたが悩んでいる愛犬の行動の中にも本能的なことがありますよね。
確かに本能は持って生まれたものですが、
なぜその行動をとるのかを知ることで解決につながるのではないでしょうか。