「ワンワンッ!」と吠えて感情をあらわす場合もありますが、
意思表示のほとんどはボディーランゲージ。
シッポの動きや姿勢、被毛や耳、目、口などの、
からだのパーツを組みあわせて、さまざまな気持ちをあらわします。
大喜びしたり、悲しんだり、困ったり、
“怖いんだけど、すごく気になる”という心の葛藤をあらわしてみたり、
また、“ここから先は近づいてほしくないっ!”
という気持ちを表現したりと、実に表情豊かです。
視覚的な信号で相手と会話(体話?)できることも、
群れの中で複数の仲間と暮らしてきた、「犬」という動物の大きな特徴です。
愛犬はあなたに向かって、こんな動作をしたことはありませんか?
「早く歩いてっ!」というあなたに反してカタツムリのようにノロノロ歩いたり、
「コラッ!!」と怒るあなたに対して自分の鼻をなめたり、あくびしてみせたり…。
これは「カーミングシグナル」と呼ばれる、犬のコミュニケーション手段。
相手や自分を落ち着かせる時や、けんかの回避などに、よくこの動作をします。
群れの中で生きていくために身についた、
自分の気持ちを相手に伝える「言葉」なのです。
あなたも愛犬に“落ち着いて!”という気持ちを伝えたい場合には、
愛犬に向かって大きなあくびをしてみては…?
意思が通じるかも、しれませんよ。